温故知新


 第50話 彼を知り己を知れば,百戦して殆うからず 「孫子」


 あまりにも有名な言葉で,あらためて説明する必要もないかもしれないですが,主観的,一面的な判断を戒めた言葉です.
 あらためて「孫子」に言われるまでもなく,事前調査の必要なことは,誰でも知っているでしょう.でも,頭で理解していても、いざ実行となると意外にむつかしいのではないでしょうか.
 あとで「しまった」と悔やむ事の何と多いことでしょう.つまり,往々にして見込み違いが生ずるのではないでしょうか.その理由は次の3つが考えられます.

 1.調査不足
 2.希望的観測
 3.思い込み

 こんな理由で判断を誤ることが少なくないでしょう.
 戦争だけでなく,何か新しい仕事をやるときにも,やはり可能な限り調査し,それを客観的に判断する冷静さを失ってはいけないという戒めの言葉です.(99/2/22)


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