第4話
その長ずる所を貴び、その短なる所を忘れる「三国志」
「三国志」の一方の雄である呉の孫権は、ライバルの魏の曹操や蜀の劉備と比べると、もう一つぱっとせず、地味なリーダーでした。しかし、孫権の長所は、部下の育て方がうまかったことです。自分自身も勉強家で、曹操と同じく孫子に通じていました。そして、部下にも勉強を奨励したそうです。
彼の元からは有能な人材が何人も育ち、孫権は彼等の活躍によって生き残ることができた。
孫権の部下への接っしかたは、「部下の短所には目をつぶって、もっぱら長所を発揮できるようにしてやった」という意味になるでしょう。
人はしかられるよりも、褒められることによって、やる気も出る。短所を追及するよりも、孫権のように長所を褒めるほうが、部下をうまく使いこなせるというものだろう。
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