第16話
流水の清濁はその源に在り 「貞観政要」
「源」とは,組織のトップをさします.トップがまともで在れば,自ずから部下も全うになり,トップがでたらめで在れば,自然にそれが部下にも感染していくものだと言う意味です.
名君と言われた唐の太宗が,この言葉を引いて継ぎのように語っています.
「流水が澄んでいるか濁っているかは,源の善し悪しにかかっている.君主と人民の関係を河にたとえれば,君主は源,人民は流水のようなものだ.君主が自分ででたらめをしておいて,臣下にまっとうなことを望むのは,ちょうど濁った源をそのままにしておいて,流水の澄むのを望むようなもので,所詮無理な話ではないか」
太宗の言う君主と人民の関係を,企業の管理職と部下の関係に置き換えても,同じ事が言えるでしょう.部下が言うことを聞かないとこぼす前に,自分の平素の言動をチェックしてみる必要があるでしょう.(7月22日)
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